エストロゲン過剰とは?現代女性のホルモンの実際
2025/01/20
エストロゲン過剰とは?現代女性のホルモンの実際
更年期の不調といえば、エストロゲンの減少が原因と考えられがちですが、
実は現代女性の多くが
エストロゲン過剰、プロゲステロン不足というホルモン状態に陥っています。
これが不調の隠れた要因である場合も少なくありません。
今回は、エストロゲン過剰の背景やその対策についてお伝えします。
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女性ホルモンの役割とバランスの重要性
女性ホルモンには、以下の2種類があります。
⚫︎エストロゲン
役割 女性らしい体を作り、生理周期を調整。骨や血管を守り、肌や髪のハリを保ちます。
減少と過剰の影響 更年期に分泌量が減少すると、骨粗しょう症や肌の老化が進行。一方で過剰になると炎症やむくみを招くことがあります。
⚫︎プロゲステロン
役割 妊娠をサポートし、心身をリラックスさせます。睡眠の質や気分の安定にも関与します。
減少の影響 エストロゲンに比べて早く減少しやすく、ホルモンバランスが崩れる原因になります。
この2つのホルモンは互いにバランスを取りながら女性の体を守っています。
35歳から50歳の間にエストロゲンは35%減少し、
プロゲステロンに至っては75%も一気に減少するそうです!
エストロゲンとプロゲステロンの分泌量の差が大きくなればなるほど、
更年期の不調が起こりやすくなるといわれています。
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エストロゲン過剰を招く要因
現代の生活習慣や環境は、エストロゲン過剰を引き起こしやすい状況を作り出しています。
⚫︎環境ホルモン プラスチック製品に含まれる化学物質が体内のホルモンバランスを乱します。
⚫︎食生活 ホルモン投与された肉や乳製品の過剰摂取、大豆製品の摂りすぎがエストロゲン過剰を助長します。
⚫︎生活習慣とストレス 慢性的なストレスや睡眠不足がホルモン代謝を悪化させます。
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エストロゲン過剰が引き起こす不調
エストロゲンが多すぎると以下のような不調を招くことがあります
⚫︎慢性的な炎症(関節痛や筋肉痛、慢性疲労)
⚫︎むくみや体重増加
⚫︎肌荒れやPMSの悪化
⚫︎自律神経の乱れ(不眠、イライラ、ホットフラッシュ)
⚫︎女性特有の疾患リスク増加(乳腺や子宮内膜への影響)
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ホルモンバランスを整える方法
⚫︎食事でのケア
積極的に摂りたい食品:発酵食品、緑の葉野菜やブロッコリー、タンパク質。
控えたい食品:加工食品、糖分の多い食事、過剰な乳製品や大豆製品
⚫︎生活習慣の見直し
適度な運動(ウォーキングやヨガ)で血流を促進。
夜のスマートフォン使用を控えることで睡眠の質を向上。
⚫︎ストレスケア
足湯や深呼吸など、リラックスできる時間を意識的に作りましょう。
更年期の不調をエストロゲン減少だけでなく、
エストロゲン過剰という視点で捉えることも大切です。
不調を感じたら、まずは生活習慣や食事を見直し、
自分の体の声に耳を傾けてみましょう。
小さなケアを積み重ねることでホルモンバランスが整い、
心身の健康を守る一歩になります。
少しずつできることから始めてみませんか?
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